『ツキノウタ』無事に終演いたしました。たくさんの方にご来場いただきましてありがとうございました。
【まもなく開演1週間前★】『ツキノウタ』のPVをアップしました♪
【開演2週間前★】『観劇保育サービス』の申し込み〆切が3月1日に迫っております。定員に達し次第〆切ますので、ご予約はお早目にお願いいたします♪
【開演3週間前★】『ツキノウタ』に出演する一瀬尚代さんのコメント動画を公開いたしました。
【開演3週間前★】『ツキノウタ』の登場人物相関図をアップしました。
【開演3週間前★】『ツキノウタ』のキャスト詳細ページをアップしました。
満月動物園が2014年に15周年を迎えた記念にお届けする、死神シリーズ[観覧車編]5タイトル連続上演の第2弾『ツキノウタ』は、人生最後の走馬灯的スペースファンタジー★ 死んじゃう直前に現れた死神が過去の思い出はもちろん、未来から宇宙の果てまで走馬灯で見せてくれます。
架空の観覧車倒壊事故という大惨事をモチーフにとりながら、おせっかいな死神が人間たちによりよく生きろと、コミカルな語り口で訴える【メルヘンで優しくて、ハード】な物語に、会場の笑いと涙が止まりません。
死神シリーズは一話完結型ですので、前作を観てない方でも楽しめます♪
倒壊を始めた観覧車のゴンドラの中に現れた死神が、主人公・鹿太郎に走馬灯を見せてくれます。過去の思い出の場面はもちろん現在、未来、さらには宇宙の果てまで鹿太郎の望むままに連れて行ってはくれるものの、この死神はまだ新米。
いわく「死神としてあるべき姿が、いまいちピンときていない」。ちょっとおかしな死神のいる世界はホラーでもオカルトでもなく、メルヘン! 鹿太郎はゴンドラが地面に激突するまでの、わずかな時間をノンストップで過去・現在・未来を死神と一緒に旅してついにある奇跡に出会います。
2009年から現在にいたる死神シリーズ[観覧車編]は、その間に発生した東日本大震災でそのテーマに大きな影響を受けざるを得ませんでした。架空の観覧車倒壊という事故は、多数の死傷者を出す事故で、予期せず奪われた命ひとつひとつの物語は、大規模災害の被災者の方々への恢復の祈りでもあります。
【亡くなった方は、(あの世で)幸せであって欲しい】というのが、満月動物園の基本的な祈りの姿勢です。そして、これから本格化するであろう心の復興により多くの祈りの眼差しを向けていきたいと思います。
2015年に阪神淡路大震災から20年を迎えた阪神地域から発信する『突然の別れ、理不尽な運命』の物語は、改めて命の尊さと当事者の痛みに思いを向ける恢復の物語です。